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屋根塗装で行うケレンとは?作業工程も紹介!!

この記事の目次

ケレンとは

ケレンとは、塗装する前の下地処理の一つで、塗装面についたサビや汚れなどを削り落とす作業になります。

削り落とすことにより、塗装面に凹凸もできるため塗料が凹凸に入り込んでくれます。

それによって密着度が高まり、塗料自体が持っている効果を発揮することができます。

また、汚れを落とすことで塗装面が整って、塗装後の仕上がりもきれいになります。

トタンとガルバリウム鋼板

屋根塗装のケレンの場合は、トタンやガルバリウム鋼板などの金属屋根や棟板金に対してケレン作業を行います。

主にサビを削り落とすという目的で行うことが多く、2種ケレン・3種ケレン・4種ケレンのどれかで作業を行います。

ケレンの種類についてはこちらで詳しく紹介していますので、気になる方はご覧ください。
>>2種ケレンとは?2種があるなら他にも種類があるの?

トタンは、亜鉛めっき鋼板のことで、亜鉛めっき処理が施されているため、サビが発生しにくい素材です。

しかし、発生しにくいだけなので、時間の経過とともに錆びてしまうこともあります。

その場合は、サンダーケレンなどの電動工具やワイヤーブラシケレンなどを使って、表面のサビをしっかり削り落とすことが大切になります。

ガルバリウム鋼板は、耐用年数が長い分、塗料をはじいてしまう素材なので、トタンと同じようにサンダーケレンなどの電動工具を使って、しっかりと塗膜を除去する必要があります。

ケレン作業工程

① ケレン
高圧洗浄後、ケレン作業を行います。

サンダーケレンなどの電動工具やワイヤーブラシ、スクレーパーなどの工具を使います。

高圧洗浄で除去しきれなかった細かい汚れや塗膜が剥がれかかっている部分やサビなど削り落としていきます。

塗膜の状態にもよりますが、しっかり密着しており、上から新しい塗料を塗っても支障のない場合は、旧塗膜を残したままにすることもあります。

ただし、素地まで削ってしまうとすぐに雨でサビが発生してしまうので、注意が必要です。

もし、塗装面が比較的きれいな場合は、表面に細かいキズをつけること(目荒らし)を目的としてケレン作業を行うこともあります。
② 清掃
ケレンを行なったことで出てきたごみをブロワという送風機で飛ばして、きれいに清掃します。

まとめ

今回は、屋根のケレン作業について紹介しました。

作業工程だけでみてしまうと、たったこれだけの作業を思われてしまいますが、しっかり丁寧にやろうと思うと半日〜1日くらいかかってしまいます。

それくらい時間をかけてでも、ケレン作業をしっかり行うことで、仕上がりや使う塗料の効果を十分に発揮できるようになります。

屋根塗装は、決して安い金額ではできないので、しっかりケレン作業は行って、満足できる屋根塗装にしましょう。

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