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聞いたことがあるけれど、分からない。軒先ってなに?必要なの?

この記事の目次

軒先とは?

軒先とは、外壁から屋根が飛び出た地面と平行になっているところ全てをいいます。

もっと厳密にいうと、外壁から屋根が飛び出た先端のことです。

少し前の住宅では軒先のある住宅が多くありましたが、ここ最近、軒先のない住宅もチラホラ見られるようになりました。

その理由としては、外観がスタイリッシュに見えるからということが一番多い理由なのではないでしょうか。

その他にも居住スペースを広くできるからや軒先を作らない分、コストカットできるなどの理由もあるようです。

外壁を紫外線や雨から守っている!?

あってもなくてもいいと思われている軒先ですが、実は重要な役割が存在しています。

軒先があることにより、全てではないですが、劣化の原因となる水や紫外線から外壁を守り、当たりにくくしてくれます。

屋根を傘とイメージすると分かりやすいかもしれません。

傘を開いて、円形に広がっている先が軒先だとしましょう。

雨が降った時に傘をさしますが、その時に膝から下は濡れることが多いけれど、上半身は濡れていないということが多くありませんか?

それと同じように軒先も雨水で外壁が濡れないように外壁を守ってくれています。

日焼けをしたくないから日傘をさす人がいるのと同じように、外壁を太陽の紫外線ダメージから守るために軒先があります。

雨どいの不具合から守っている!?

また軒先には、雨どいが設置されています。

その雨どいに歪みや破損などの不具合あり、水が溢れたりしている場合、軒先がないと雨どいから溢れた雨水が外壁に直接かかってしまうことになります。

そうなると、溢れた水が外壁を伝って流れてしまうため、劣化も早まる他、外壁にヒビ割れなどがある場合、そこから水が侵入する可能性もあります。

軒先があることにより、外壁とは離れた位置にあるため、溢れた水は外壁を伝って流れず、外壁から雨水が侵入するリスクも低下します。

弱点!下からの風には弱い

軒先があることによるデメリットも存在しており、軒先は下から吹き上げる風に弱いです。

これも傘に例えると分かりやすいと思いますが、傘をさしていて下から吹き上げるような風が吹くと傘が飛ばされそうになったりしますよね。

あの状態と似ており、下から吹き上げる風には弱いことが軒先の弱点です。

軒先の裏には、軒天がありますが、ここに風による影響が出やすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

<軒天についてはこちら>
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