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【屋根】遮熱塗料のアレスクールとは?

この記事の目次

アレスクールとは

アレスクールとは、関西ペイントから販売されている屋根用遮熱塗料のシリーズです。

アレスクール2液F・アレスクール2液Si・アレスクール1液Si・アレスクール2液U・アレスクール水性F・アレスクール水性Siがあります。

遮熱効果に特化した塗料で、その仕組みは、熱に変換されやすい赤外線を反射させる特殊顔料を上塗り塗料と下塗り塗料、どちらにも配合されており、Wでブロックすることで屋根の表面温度の上昇を抑えてくれます。

一般的な塗料を塗装した屋根とアレスクールを塗装した屋根で表面温度がどのくらい変わるか調べたところ、一般塗料が57.6℃に対し、アレスクールは43.2℃と約14℃の遮熱効果があると確認されました。

室内温度は2~3℃程度の変化が期待できるため、夏の暑さで悩んでいる方へおすすめの塗料となります。

室内温度が下がることにより、エアコンの使用頻度や温度設定も変わるので、結果的に電気代やCO2の排出量を減らすことになり、省エネにつながります。

弱溶剤タイプと水性タイプ

塗料には油性と水性があり、何で塗料を薄めるかでタイプが分かれます。

弱溶剤タイプは、塗料用のシンナーで塗料を薄めて使うタイプになり、密着度が高いので耐久性がありますが、塗料特有のシンナー臭さが少しあります。

アレスクールでは、アレスクール2液F/アレスクール2液Si/アレスクール1液Si/アレスクール2液Uの4種類です。

推奨されている屋根材は、トタンや鋼板・スレート・新生瓦などになります。

水性タイプは、水で塗料を薄めて使うタイプになり、塗料の嫌な臭いはなく、油性よりも耐久性が低いとされていましたが、技術の進歩により、耐久性も上がっています。

アレスクールでは、アレスクール水性F/アレスクール水性Siの2種類になります。

推奨されている屋根材は、トタンや鋼板などになります。

塗料のグレード

塗料にはグレード(品質)が存在し、グレードが上がるほど耐用年数が長く、価格も高額になります。

一般的なグレードは以下のようになります。
アクリル系塗料 < ウレタン系塗料 < シリコン系塗料 < ラジカル制御系塗料 < フッソ系塗料 < 無機系塗料
アレスクールは、ポリウレタン系・アクリルシリコン系・フッ素系が主成分の塗料があります。

内訳は以下のようになります。
*ポリウレタン系( U ):アレスクール2液U
*アクリルシリコン系( Si ):アレスクール2液Si/アレスクール1液Si/アレスクール水性Si
*フッ素系( F ):アレスクール2液F/アレスクール水性F
1液2液については、こちらの記事で解説しておりますので、気になる方はご覧ください。
塗料の1液型・2液型ってなに?どんな違いがあるの?

まとめ

今回は遮熱塗料のアレスクールについて紹介しました。

とにかく安い方がいいという方へは、アレスクール2液Uをおすすめします。

耐用年数と価格のバランスがちょうど良いものという方へは、アレスクール2液Si/アレスクール1液Si/アレスクール水性Siをおすすめします。

価格は高くても、耐用年数が長い方が良いという方へは、アレスクール2液F/アレスクール水性Fをおすすめします。

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