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屋根塗装の縁切りとは?タスペーサーの違いも!

この記事の目次

縁切りとは

屋根塗装時に行う作業の一つで、スレート屋根の塗装で行われます。

屋根材と屋根材が重なり合っている箇所に塗料が入り込んで固まってしまった部分をカッターや皮スキというヘラのような工具を使って切っていくという作業です。

これを行うことにより、屋根に隙間ができ、もし、雨水が屋根材の下に侵入してしまっても、排出するための出口(隙間)があるので、スムーズに流れ出てくれます。

塗装が全て終わった後に作業を行うため、慎重に作業をしないと、せっかく綺麗に仕上げた塗装が剥がれてしまったり、足跡で汚してしまったりとデメリットがあります。

さらに屋根全体を全て手作業で行うため、この作業だけで丸1日かかり、費用は約5万円〜6万円ほどかかります。

タスペーサーとの違い

タスペーサーとは、この縁切りを行う道具(部材)のことです。

縁切りには、先ほど伝えたカッターや皮スキで塗膜を切るという方法タスペーサーを使用した方法の2つがあります。

縁切りとタスペーサーの違いは、この方法の違いになります。

そして近年、縁切りで採用される方法はタスペーサーを使用した方法になります。

その理由は、縁切りのデメリットを解決してくれるのが、タスペーサーという道具(部材)だからです。

タスペーサーを使うことにより、塗装の剥がれや足跡で屋根を汚してしまったりということがなく、作業も3時間まで短縮することが可能になりました。

一点、デメリットとしてあげるのであれば、タスペーサーの部材費がかかってしまうことくらいです。

ただ、タスペーサーを使用した時の単価は450円/㎡くらいで、30坪の住宅で3~5万くらいなので、そこまで従来の方法での縁切りとは金額の差がありません。

メリットとデメリット、両方をみると、従来の方法よりもタスペーサーを使用した縁切りの方法の方が良いのではないかと思います。

縁切りをしなかったら・・?

縁切りを行わなかった場合、行き場をなくした雨水がその場で溜まって、屋根の下地材を腐食させてしまう可能性があります。

さらに雨水が行き場を探して、さらに内部へ侵入し、雨漏りとして表面化する恐れもあります。

その可能性を減らすために、雨水が排出される出口を作ってあげることが必要となります。

ただ、これは屋根材と屋根材に必要となる隙間がない場合の話で、十分な隙間が空いていれば、わざわざ縁切りをする必要はありません。

まとめ

・縁切りとは、カッターや皮スキで塗膜を切っていく作業のこと
・塗装が終わってからの作業となるので、塗装が剥がれたり、汚れたりというデメリットがある
・タスペーサーは縁切りで使う道具で現在主流になっている方法
・縁切りとタスペーサーの違いは、縁切りを行う方法の違い

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