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屋根足場とは?足場の種類と必要性についても解説!

この記事の目次

屋根足場とは

急勾配の屋根の施工をするときに必要な足場のことで、通常の雨どい工事や外壁塗装などで設置する足場とは少し違います。

単管といわれる細い鉄パイプのようなものを屋根面と並行になるように設営します。

職人が作業する時は、そのパイプの上に乗ったり、足を引っ掛けたりして屋根の工事を行います。

屋根足場が必要とされる勾配(角度)は、6寸以上となり、屋根の勾配が急な角度の住宅で屋根工事をする場合は、別途屋根足場が必要になります。

6寸以下の勾配の屋根の場合は、屋根足場を設置すると作業の邪魔になってしまうため、使われません。

足場の種類

足場には、屋根足場以外にも様々な種類があります。
■ くさび(ビケ)足場
一般住宅の工事現場でよく見る足場で、現在の主流の足場です。
接続部分にくさびという金具を打ち込んで組み立てており、足をのせる板の幅が広いので、安全に作業ができます。
くさびを打ち込むときにハンマーで叩くので、設置時の音がうるさいことが難点です。
■ 単管足場
単管といわれる細いパイプをつなぎ合わせて組み立てている足場です。
パイプの上に乗って作業するので、安全性が低く、最近は使用されることが少ないですが、足場を設置するスペースが狭いときに使われます。
■ 単管ブランケット足場
単管足場にブランケットという金具を使用して板を取り付けた足場です。
ボルトを締めて組み立てるため、しっかり組まないと揺れやすいです。

足場の必要性

屋根工事で必須となる足場ですが、なぜ必要かと言われると安全面での理由が大きいです。

建設業では毎年40%前後の方が墜落や転落で亡くなっているのが現状です。

労働安全衛生規則」では、2m以上の高所作業の際は安全な足場を設ける必要があると厚生労働省が定めています。

一般的な2階建ての住宅で6~8mの高さがあるため、この規則に当てはまります。

品質面でも足場があった方が良く、単に屋根に登るだけなら、ハシゴでも問題ありません。

しかし、高所で作業をするとなると、落ちないように気をつけながら作業を行うことになるので、作業に集中できず、品質が悪くなる可能性があります。

足場があれば、安定感があり、作業に集中することができるので、しっかりとした工事をしてもらうためにも足場は必要です。

さらに足場でよく見かけるメッシュシートですが、これがあることによって近隣の方への高圧洗浄による汚れの飛び散りや塗料の飛び散り、粉塵などの飛散を防いでくれ、不必要な近隣トラブルを避けることになります。

工事費用を抑えたくて足場なしでお願いしたい気持ちも分かりますが、足場があることによるメリットもありますので、2階以上の高い場所の作業を行う場合は足場を設置することをおすすめします。

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