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【屋根】遮熱塗料とは?メリットとデメリットは?

この記事の目次

遮熱塗料とは

表面に髪の毛1本くらいの細くて薄いひび割れが複数ある場合は、トップコートにひび割れが発生している可能性があります。

トップコートは、FRP防水層を紫外線から守るためにあるので、劣化の初期症状として表れやすいです。

急を要するものではありませんが、放置していると、耐用年数よりも早く劣化してしまう可能性があります。
遮熱塗料とは、太陽光を反射させて屋根などの表面温度が上がることを抑える効果のある塗料のことです。

耐用年数は約15年で、単価は4,000円〜5,000円/㎡くらいとなります。

猛暑といわれる日が多くなってきた現在では、室内の温度を下げてくれる遮熱塗料が注目されており、国からも省エネ商品として推奨されています。

例えば、東京都品川区では遮熱性塗装を行う場合に工事費用の10%を補助するといった「エコ&バリアフリー住宅改修」という助成金制度があり、このような助成金制度が各自治体で準備されています。

引用:住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)

遮熱塗料のメリット

夏場の屋根は50℃〜70℃くらいまで表面温度が上がり、その熱が室内まで伝わって、暑く感じます。

それが遮熱塗料を屋根に塗ることで、表面温度を15℃ほど下げる効果が期待できるため、室内の温度を下げることにつながります。

体感温度としては2~3℃程度で「涼しくなっているかもしれない」と感じるくらいの変化になります。

室内の温度が下がることにより、冷房をつける頻度や設定温度が抑えられるため、節電になり、電力の生産で排出されるCO2の排出が削減されるため、省エネへつながります。

気になる節電効果は約10%~20%と言われています。

屋根は太陽の影響を直接的に受けているため、太陽による劣化が進みやすいですが、遮熱塗料は太陽光を反射して、表面温度を下げてくれるので、劣化する速度を遅くすることも可能でしょう。

また、黒などの濃い色は熱を吸収しやすく、室内が暑くなる傾向がありますが、遮熱塗料を使うことによって暑さを軽減することが可能ですので、濃い色にこだわりがある方へおすすめです。

遮熱塗料のデメリット

遮熱塗料は太陽の光を反射する性質上、外からの熱を防ぐことはできても、中の熱を外に逃さないようにする保温効果がありません。

そのため、冬場には効果を発揮することができず、遮熱は夏場限定の効果となります。

遮熱塗料は、表面が汚れてしまうと効果を発揮できないため定期的な洗浄が必要になりますが、メンテナンスが面倒だと感じる方もいらっしゃると思います。

そのような方は、親水性の高い遮熱塗料にすることで雨水が自然と汚れを落としくれますので、おすすめです。

価格面でも通常のシリコン塗料より高くなるため、コスト重視で考えている方にはデメリットとなるかもしれません。

まとめ:遮熱塗料はこんな人におすすめ

・夏場を快適に過ごしたい方
・濃い色(黒など)で塗装を考えている方
・電気の節約を考えている方
・ガルバリウム鋼板などの金属屋根の方

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