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聞いたことあるけれど分からない、ウレタン防水とは?

この記事の目次

ウレタン防水とは

ウレタン樹脂を液体状にしたものを塗り、硬化させることで防水層を作る防水工事のことをいいます。

ベランダ・バルコニーや陸屋根の屋上で使用されており、複雑な場所であっても施工が可能なため、数ある防水工事の中で最も採用されている工法になります。

防水工事を行う場所の広さによって価格は変わりますが、約3,000円〜7,500円/㎡くらいになります。

耐用年数は、表面保護のために塗られているトップコートは5年毎の塗り替えが必要ですが、その塗り替えをきちんと行なっていれば15年くらいは防水層を保ってくれます。

ウレタン防水の仕上がりは、ひとつの継ぎ目もなく、押してみると少し沈む感じがして弾力性があります。

メンテナンスも重ね塗りをすることができるので、比較的簡単に行うことが可能です。

ウレタン防水の代表的な工法【密着工法】

下地 + プライマー + ウレタン樹脂 + メッシュシート + ウレタン樹脂 + トップコート
というように何層にも重ねて厚みを作り、仕上げる工法になります。

下地に直接塗る方法のため、下地を乾燥させるなどの下地処理がしっかり行われていないとビビ割れや膨れなどが発生しやすくなります。

工期が早いこと、工事費用を安く抑えることができます。

新築や劣化が軽度の場合、ベランダやバルコニーの防水工事として向いています。

ウレタン防水の代表的な工法【通気緩衝工法】

下地 + プライマー + 通気緩衝シート + 脱気盤(脱気筒) + ウレタン樹脂 + ウレタン樹脂 + トップコート
というように通気緩衝シートと脱気盤(脱気筒)を使用する工法になります。

通気緩衝シートは、絶縁シートとも呼ばれており、下地にウレタン樹脂を密着させないように設置します。

そのため、密着工法のように下地に水分が含まれていても影響されません。

さらに通気緩衝シートに溜まった水分を脱気盤(脱気筒)を使って排出することで膨れなどの防止にもなります。

雨漏りを引き起こしている場合や築年数が古い住宅、陸屋根などの屋上の防水工事として向いています。

まとめ

今回は、ウレタン防水について紹介しました。

ウレタン防水は、最も採用されている防水工事ですが、一方で手作業で塗っていくため、経験を積んだ熟練の職人でないと施工が難しいです。

そのため、ウレタン防水を選ばれる場合は施工実績がある、しっかりとした業者を選んで依頼することをおすすめします。

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