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ウレタン防水にトップコートを塗る理由は?

ウレタン防水の最後の工程として、トップコートを塗ります。

防水性能がないので必要ないのでは?と思ってしまいますが、これにもしっかりとした役割があります。

この記事の目次

防水層を太陽の紫外線から守る

ウレタンは紫外線に弱く、トップコートが塗られていない状態だと変色し、硬化してしまいます。

ウレタンは弾力性がある素材ですが、硬化してしまうとその弾力性がなくなってしまうため、ひび割れが発生しやすくなってしまいます。

特にウレタン防水は、ベランダやバルコニー・屋上など太陽の影響を直接受ける場所にあります。

トップコートを塗るとウレタンの防水層の上に1枚の保護膜が作られるため、太陽の紫外線による影響を抑えてくれます。

それにより、ウレタン防水層の劣化が遅くなり、長く良い状態を保てるようになります。

見た目をよくするため

ウレタン防水の表面は粘着性があるので、一度ついてしまったホコリなどのゴミを綺麗に取ることは難しいです。

トップコートを塗ることで、表面がつるっとしたツヤのある仕上がりになって、日々のメンテナンスもしやすくなります。

トップコートというと、透明な色を想像される方が多いかと思いますが、トップコートには色がついています。

一般的にグレーが使われていますが、他にもベージュやグリーンなど様々な色があります。

固定概念に囚われず、個性的なものにしたい方は色も業者に相談してみましょう。

遮熱効果の高いものを選べばさらに快適に

トップコートの種類にもよりますが、トップコートには遮熱性が備わっています。

特に屋上がある住宅では、日中に降り注いだ太陽の熱が内部に伝わり、室内が暑くなりやすいです。

そのため冷房もたくさん使うことになり、電気代もかかってしまいます。

遮熱性の高いトップコートには、太陽光を反射する働きがあるので、熱の侵入を抑制してくれます。

その結果、冷房器具を使うことが少なくなり、エコにも繋がります。

安全性の面でも必要

ウレタンは雨に濡れると滑りやすくなり、非常に危険です。

トップコートに滑り防止チップを混ぜて塗ることで、床面にあるかないか分からないくらい細かい粒ができるので、滑りにくくなります。

ただ、これは人が歩く部分(床面)のみに施される処理です。

他の箇所に行うと、ゴミが溜まりやすくなってしまうので、注意が必要です。

まとめ

今回は、ウレタン防水にトップコートを塗る理由について紹介しました。

1番の理由としては、ウレタン防水層を太陽の紫外線から守って劣化を遅らせることです。

劣化を遅らせることで、メンテナンスの回数や費用も抑えられるので、トップコートを塗る理由としては良いメリットではないかなと思います。

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