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縦葺きとは?おすすめの屋根材も紹介!

この記事の目次

縦葺きとは

縦葺きは、軒先に向かって縦に屋根材を敷いていく工法です。

分かりやすい例えとして、形状が縦縞(ストライプ)に見えるとよく言われています。

縦葺きの屋根は、縦方向にしっかりとラインが延びている姿が美しいです。
シンプルな仕上がりになるので、シンプルな住宅やモダンな雰囲気の住宅との相性が良いです。

シンプルな印象で住宅全体の雰囲気が仕上げられるようになるので、どんな外壁材とも相性が良く、自由に選択することができます。

重力によって雨水や雪などがスムーズに下方向 ( 軒先 ) に流れていく上に、途中でせき止めるような作用をする物もないので、雨漏りしにくいです。

そのため、縦葺きは0.5寸(5/100)以上の緩い傾斜でも施工が可能になっています。

また傾斜が緩い屋根は、屋根面積が小さくなるため材料費も抑えることができ、施工期間も早いです。

工事費を抑えて、工事も早く終わらせて欲しい方へはおすすめの施工方法になります。

ただ、縦葺きで使用する部材は、工場で加工した長い一枚物になるので、複雑な屋根の形状には使うことが難しいです。

瓦棒葺きと立平葺き

縦葺きには、同じストライプのような形状でも施工方法が違った瓦棒葺き立平葺きというものがあります。
防水シート(ルーフィング)を貼る作業までは同じです。
【 瓦棒葺きの場合 】
瓦棒と呼ばれる棒を455mm間隔で屋根に取り付けます。
端を立ち上げた(上方向に折り曲げた)板金を棒の間に置いていきます。
全て置いたら、瓦棒の部分に専用の板金を嵌めて、ビスなどで固定します。
【 立平葺きの場合 】
1枚の屋根材を置き、ビスで固定します。
2枚目の屋根材を1枚目の屋根材に重ねたら、接合部を嵌めていきます。これを繰り返します。
この後は、どちらも同じく棟板金の取り付けや軒先やケラバの折り曲げ、雨仕舞いなどの工程をへて完成になります。

紹介した施工方法でも分かる通り、瓦棒葺きの場合は瓦棒という木材を入れているので、雨水が入ると腐食してしまう可能性があります。

この部分が腐食した状態で強風に煽られると屋根の一面が取れてしまいます。

現在では、雨水が軒先から入ってくることが分かっているので、軒先から雨水が入らないよう板金加工をして雨水が入らないように工夫している業者もいるようです。

立平葺きの場合は、木材を使わない代わりに板金が折り曲げ加工されており、その部分を嵌め込むだけで良いので施工が容易です。
そのため工期も短く、費用も抑えられるので、縦葺きをするなら立平葺きをおすすめしたいです。
■ おすすめ屋根材

まとめ

いかがだったでしょうか?それでは、まとめてみましょう。

縦葺きは、軒先に向かって縦に屋根材を敷いていく工法で、見た目がストライプに見えるもので雨漏りのリスクが少なく、緩い傾斜でも施工が可能です。

瓦棒を使用した瓦棒葺きと板金が折り曲げ加工されているものを使った立平葺きというものがあります。

縦葺きをするなら、工期も短く、費用も抑えられる立平葺きがおすすめです。

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