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タスペーサーとは?必要と言われている理由も!

この記事の目次

タスペーサーとは

タスペーサーとは、屋根の塗装時に使う道具(部材)のことです。

大きさは、横5cm × 縦4cmくらいでポリカーボネイトで作られており、踏んでしまっても割れないくらいの強度があります。

スレート屋根(カラーベストやコロニアル など)の塗装で使われており、スレート1枚に対して2個使用するので、1㎡あたり10個くらい使用します。

単価は450円/㎡くらいなので、30坪の住宅で3~5万くらいになるでしょう。

スレートの屋根は元々、通気と水分を排出するための隙間が設けられていますが、屋根塗装をしたときに塗料で隙間が塞がれてしまうことが多いため、タスペーサーを入れて、隙間を確保するようにしています。

スレート屋根を初めて塗装する方や屋根材と屋根材の隙間が極端にない屋根に向いています。

タスペーサーが必要とされている理由

先ほど「屋根塗装をしたときに塗料で隙間が塞がれてしまうことが多いため、タスペーサーを入れて、隙間を確保するようにしています。」と書きました。

その文章を見て、こんな風に思った方もいらっしゃるかもしれません。

隙間があったら、水が入ってしまって雨漏りしてしまうのでは?と。

しかし、それは逆で適度な隙間を作ってあげた方が雨漏りの原因になりにくいのです。

屋根は雨水が入らないような造りになっていますが、100%雨が入らないするようにすることは残念ながらできません。

そのため、雨が降って屋根材の下に雨水が侵入した場合のことも考えて、屋根は造られています。

もし、雨水が侵入してしまった時、出口となる隙間がどこにもなければ雨水が溜まってしまったり、出口を求めてさらに内部へ侵入してしまう可能性があります。

逆に出口となる隙間があれば、屋根材の下に雨水が侵入したとしてもスムーズに流れて出てくれるため、雨漏りの原因になりにくいのです。

タスペーサーは必ず必要?

一方で、タスペーサーは必ず必要かと言われるとそうではありません。

あくまでもタスペーサーは、雨水が侵入してしまったときに雨水が排出される出口(隙間)を作ってあげるものです。

そのため十分な隙間がある場合やタスペーサーを入れるとスレートが割れてしまうほど劣化している場合には必要ありません。

そのあたりの判断は業者にお任せしたほうが良いでしょう。

ただ、必要がないのに必要だといってお金を取るケースもあるので「なぜ必要か」という理由を尋ねてみて、しっかり理由を話せるような業者であれば信頼できるでしょう。

まとめ

・タスペーサーは横5cm × 縦4cmくらいの屋根塗装で使われる道具のこと
・単価は450円/㎡くらいで、30坪の住宅で3~5万くらいが相場
・屋根材の下に雨水が侵入した場合にスムーズに雨水が排出されるために必要
・屋根の状態によって、タスペーサーが必要か不必要かは変わる

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