この記事の目次
谷樋とは

聞き慣れない言葉ですが、屋根には「谷樋」という部分があります。
「谷」や「谷板金」とも呼ばれますが、これは2つの屋根面がぶつかる部分で凹のように谷になっている部分をいいます。
これは、複雑な形をした屋根や陸屋根などにあるパラペットで使われることが多いです。
この谷樋は、谷になっているので雨水や雪の受け皿となり、排水する機能を持っています。
谷樋で使われている素材は「銅板」「トタン」「ステンレス」「ガルバリウム鋼板」などの金属系が多いです。
柔らかく加工がしやすいため、金属系の素材が使われていますが、谷樋は雨水や雪の受け皿となっているため、金属の腐食スピードが早く雨漏りが多い箇所にもなります。
「谷」や「谷板金」とも呼ばれますが、これは2つの屋根面がぶつかる部分で凹のように谷になっている部分をいいます。
これは、複雑な形をした屋根や陸屋根などにあるパラペットで使われることが多いです。
この谷樋は、谷になっているので雨水や雪の受け皿となり、排水する機能を持っています。
谷樋で使われている素材は「銅板」「トタン」「ステンレス」「ガルバリウム鋼板」などの金属系が多いです。
柔らかく加工がしやすいため、金属系の素材が使われていますが、谷樋は雨水や雪の受け皿となっているため、金属の腐食スピードが早く雨漏りが多い箇所にもなります。
谷樋からの雨漏り「経年劣化」
谷樋からの雨漏りの原因として考えられることが「経年劣化」と「オーバーフロー」によるものです。
経年劣化で谷樋の歪みや曲がりなどが発生すると、うまく雨水が流れなくなり、歪んでいる箇所に水たまりができてしまいます。
例えば、道路にできた水たまりも量が多かったりすると、晴れていても数日間、水が溜まったままになっていることありませんか?
それと同じで歪んでいる箇所の水たまりは、晴れていても数日間そのままの状態になります。
この状態が雨が降るたびに繰り返すと、水によるダメージが蓄積されて腐食し、穴が開いてしまう原因となり、雨漏りへと繋がります。
経年劣化で谷樋の歪みや曲がりなどが発生すると、うまく雨水が流れなくなり、歪んでいる箇所に水たまりができてしまいます。
例えば、道路にできた水たまりも量が多かったりすると、晴れていても数日間、水が溜まったままになっていることありませんか?
それと同じで歪んでいる箇所の水たまりは、晴れていても数日間そのままの状態になります。
この状態が雨が降るたびに繰り返すと、水によるダメージが蓄積されて腐食し、穴が開いてしまう原因となり、雨漏りへと繋がります。
谷樋からの雨漏り「オーバーフロー」
また谷樋の変形があると、オーバーフローという現象が引き起こりやすくなります。
オーバーフローとは、ゲリラ豪雨や枯れ葉などのゴミが詰まっている時など、雨水の量が多すぎたり、排水がうまくできない時に起こる現象です。
この現象が起こることにより、排水できなかった水が逆流して建物の内部に侵入してしまった結果、雨漏りを発生させてしまいます。
特に勾配の緩い屋根で起こりやすい現象になります。
オーバーフローとは、ゲリラ豪雨や枯れ葉などのゴミが詰まっている時など、雨水の量が多すぎたり、排水がうまくできない時に起こる現象です。
この現象が起こることにより、排水できなかった水が逆流して建物の内部に侵入してしまった結果、雨漏りを発生させてしまいます。
特に勾配の緩い屋根で起こりやすい現象になります。
注意してもらいたいこと
一点注意してもらいたいことがあります。
谷樋の補修としてシーリングで埋めようとする方もいらっしゃるようですが、それはおすすめできません。
なぜなら、屋根は雨水を流すための隙間が必ず必要となり、下手に埋めてしまうと、オーバーフローと同じような現象が起きて、内部に雨水が侵入する可能性があるからです。
それを知らずにやってしまう業者もいるようなので、そのような業者にはお気をつけください。
谷樋の補修としてシーリングで埋めようとする方もいらっしゃるようですが、それはおすすめできません。
なぜなら、屋根は雨水を流すための隙間が必ず必要となり、下手に埋めてしまうと、オーバーフローと同じような現象が起きて、内部に雨水が侵入する可能性があるからです。
それを知らずにやってしまう業者もいるようなので、そのような業者にはお気をつけください。
まとめ
今回は、谷樋について解説しました。
谷樋がある屋根の形状で雨漏りしていたら、真っ先に谷樋を疑うほど、谷樋は雨漏りが発生しやすい箇所になります。
しっかりとメンテナンスを行えば、雨漏りは防げるのでご安心ください。
谷樋がある屋根の形状で雨漏りしていたら、真っ先に谷樋を疑うほど、谷樋は雨漏りが発生しやすい箇所になります。
しっかりとメンテナンスを行えば、雨漏りは防げるのでご安心ください。
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