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シート防水の補修タイミングと方法は?

この記事の目次

防水シート補修のタイミングは?

「屋上の床が破れていることに気付いた」
「雨が降った後、しばらく雨が溜まったままになっている」
「めくれているのが気になる」など

このように、いつもと違う何かを見つけたときに補修を考える人がほとんどだと思います。

それで正解です、見つけた時が補修のタイミングです。

さらに防水シートにも寿命があり、塩ビシートなら10年〜20年・ゴムシートなら10年〜15年くらいになります。

不具合が見当たらなくても、施工から10年くらいで、一度、点検をしてもらうと早期発見・安心にも繋がるため、おすすめです。

シート防水の補修方法は?

何か不具合を見つけた時、シート防水には、どのような補修方法があるのでしょうか。
ひとつひとつ見てみましょう。
■トップコートの塗り替え
シートの種類がゴムシートの場合、トップコートが塗布されていることがあります。

トップコートは、ゴムシートを紫外線から守るために塗られていますが、寿命が5年〜10年と短いです。

そのため、定期的な塗り替えが必要になります。
【 工 程 】高圧洗浄 ▶︎ 養生 ▶︎ プライマー塗布 ▶︎ トップコート塗布(1回目) ▶︎ トップコート塗布(2回目)
■ 部分補修
部分的な破れやシートの剥がれなど不具合が軽微な場合は、部分補修で対応可能です。

例えば、一部分だけ破れてしまったケースではパッチ処理といって、破れている箇所にシートを被せて貼り付けるという補修を行います。

シートの剥がれには、剥がれてしまった箇所を再度、くっつける作業を行います。(熱融着や溶剤溶着)

表面がボコボコと膨れ上がっているケースでは、脱気筒を設置して、防水層に溜まった水蒸気を逃すという対応をします。
■ 全面補修
破れやひび割れ、めくれなどが全体的に見られる場合は、全面的なシート防水の貼り替えが必要になります。

この場合、おすすめしたい工法が塩ビシート防水の機械的固定工法です。

機械的固定工法は、下地の影響を受けにくいというメリットがあるため、既存の防水層の状態に関わらず施工することが可能です。

ただし、どんな防水工法でも同じですが、既存の防水層の土台となる下地の状態が良い場合に限ります。

土台となる下地の状態が悪ければ、全て撤去して、下地を補強してからの防水工事になります。

まとめ

今回は、シート防水の補修方法について紹介しました。

補修方法を見ても分かる通り、早く異変に気付くことで、簡単な補修で解決することができます。

簡単な補修で解決するということは、必然的に1回の費用も安くなります。

そのため、小さな異変を見つけたら放置せずに業者に相談してみることをおすすめします。

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