この記事の目次
ゴムシート防水とは

ゴムシート防水とは、合成ゴムが素材のシートを使って行う防水工事のことをいいます。
合成ゴムのため、伸縮性と耐久性に優れています。
施工では、ゴムシートを接着剤などで下地に張り付けるため、ウレタン防水やFRP防水などとは違い、シートとシートの間に継ぎ目があります。
合成ゴムのため、伸縮性と耐久性に優れています。
施工では、ゴムシートを接着剤などで下地に張り付けるため、ウレタン防水やFRP防水などとは違い、シートとシートの間に継ぎ目があります。
ゴムシートの特徴
ゴムシートは、厚みが1.2~2.0mで耐用年数 10~15年ほどになります。
伸縮性があるため、下地の状態に柔軟に合わせることができます。
ベランダやバルコニーよりも屋上などの広い場所の防水工事として採用されることが多いです。
軽くて、紫外線にも強いので、一昔前はシート防水といえばゴムシートでした。
しかし、厚みが1.2~2.0mと薄く、カラスなどの鳥のついばみでシートが破れてしまうほど衝撃に弱かったので、最近では採用されることが少なくなりました。
伸縮性があるため、下地の状態に柔軟に合わせることができます。
ベランダやバルコニーよりも屋上などの広い場所の防水工事として採用されることが多いです。
軽くて、紫外線にも強いので、一昔前はシート防水といえばゴムシートでした。
しかし、厚みが1.2~2.0mと薄く、カラスなどの鳥のついばみでシートが破れてしまうほど衝撃に弱かったので、最近では採用されることが少なくなりました。
施工方法
ゴムシートを使った施工方法について紹介します。※密着工法
手順① 下地調整

今回は下地の状態が表面に出やすい密着工法のため、下地の調整が重要になります。
下地が乾燥しているか・ホコリやゴミがないか・油分がないかを確認し、必要に応じて除去や清掃を行います。
下地が乾燥しているか・ホコリやゴミがないか・油分がないかを確認し、必要に応じて除去や清掃を行います。
手順② プライマーの塗布

下地とゴムシートの密着を良くするために、プライマーを下地にしっかりと染み込ませるように塗布します。
手順③ 配管まわりなどの補強

配管まわりやルーフドレンの水が溜まりやすい部分などは、強度を上げるため、増し張りシートで補強をします。
手順④ 接着剤の塗布

下地とゴムシートの両方に接着剤を均等に塗り、しっかり乾燥させます。
手順⑤ シートの張り付け

シートに空気やシワが入らないように張り付け、ローラーを使って、圧力をかけながら、しっかり張り付けます。
手順⑥ シートの端の処理

シートの端から剥がれることを防止するため、押え金物でビス止めします。
ビス止めしたところから、水が侵入することを防ぐため、コーキングをします。
ビス止めしたところから、水が侵入することを防ぐため、コーキングをします。
手順⑦ 仕上げ材の塗布

シートに空気やシワが入っていないかなどの確認やコーキングが必要と判断した場合はコーキングを行います。
その他、問題がなければ、仕上げ材(トップコート)を塗ってきれいに整えて完成です。
その他、問題がなければ、仕上げ材(トップコート)を塗ってきれいに整えて完成です。
まとめ
今回は、ゴムシート防水について紹介しました。
伸縮性と耐久性の高さから、一昔前は主流となっていた工法でした。
衝撃に弱いデメリットが目立ってしまい、今ではあまり採用されていません。
ただ、安価で工期を短くしたいという人やデメリットが許容できる人には、おすすめの工法になります。
伸縮性と耐久性の高さから、一昔前は主流となっていた工法でした。
衝撃に弱いデメリットが目立ってしまい、今ではあまり採用されていません。
ただ、安価で工期を短くしたいという人やデメリットが許容できる人には、おすすめの工法になります。
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