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ルーフィングの種類や施工方法で抑えておきたいポイント

この記事の目次

ルーフィングの種類

ルーフィングは、屋根材だけでは防ぎきれなかった雨水を防ぐ防水効果が高いシート状の防水紙のことです。

屋根の下地として使われるため、その重要性がわかりにくいルーフィングですが、その中にも様々な種類があります。
 【アスファルトルーフィング】

普及率の高いルーフィングです。板紙という厚い紙にアスファルトを染み込ませたものです。
防水性能は道路と同じくらいと思っていただくとイメージしやすいと思います。
耐用年数は10年と、他のルーフィングに比べて短く、破れやすく劣化もしやすいです。

 【改質アスファルトルーフィング】

アスファルトルーフィングのデメリットである耐久性を改善したルーフィングです。
ポリマーや合成樹脂を加えたことで、耐久性が20年まで引き上げられました。
ゴムアスルーフィング、ゴムアスと読んでいる業者もいるようです。

 【粘着層改質アスファルトルーフィング】

改質アスファルトルーフィングの裏側に粘着シートになっているルーフィングです。
改質アスファルトルーフィングの耐久性はそのままに 設置方法が粘着シートになったことにより、さらに高い防水性能を手に入れることができました。

施工方法

どんな種類があるのか分かったところで、ルーフィングの施工で抑えておきたいポイントを紹介します。
① 軒先から設置する

雨は屋根の頂点(棟)から屋根の下(軒先)へ向かって流れます。
ルーフィングを重ねた隙間から水が侵入するのを防ぐため、ルーフィングは屋根の下(軒先)から敷いていきます。
② ルーフィングシートを重ねて棟まで設置する

軒先に敷いたルーフィングの上に10cm~20cmほど重なるようにルーフィングを設置していきます。
これを屋根の頂点まで同じように設置していきます。

屋根の雨漏りしやすい谷・棟・取り合い部分はさらに重ねて雨水が入らないようにします。
③ タッカーや釘で留める

粘着式の場合は、たわみがないようしっかりと貼り付けます。
粘着式でない場合は、タッカー(大きなホチキスのような工具)か釘を使って留めていきます。

タッカーが斜めに入ってしまったりすると、タッカーで開けた穴から水が侵入してしまうので、出来るだけ垂直に打ちつけましょう。
釘も釘穴から水が侵入する可能性があるので、釘穴をブチルテープなどで塞ぎましょう。
この方法でルーフィングが綺麗に貼り終えたら、屋根材の設置へ移ります。

まとめ

ルーフィングは雨水が侵入しないようにするための屋根の生命線といっても過言ではないくらい重要な建材です。

そのため、タッカーや釘で留める必要があるルーフィングシートは施工時にルーフィングシートに穴を開ける行為なので、あまりお勧めできません。

また、タッカーには垂直に打ち付けるための技術力が必要です。

そのような観点から他のルーフィングと比べたら、高くなりますが、防水性能が高い粘着層改質アスファルトルーフィングで施工することをおすすめします。

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