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【屋根材】横暖ルーフの特徴とは?

この記事の目次

横暖ルーフとは

横暖ルーフとは、ニチハが販売している遮熱鋼板・硬質ウレタンフォーム・アルミラミネート加工紙を一体化させた金属の屋根材です。

横暖ルーフの最大の特徴は、特許庁長官奨励賞を受賞した防水性能に優れた独自の形状です。

横同士の繋ぎ目部分に4本の溝(リブ)が通っており、これがあることによって、屋根の下へ雨水が侵入しないように設計されています。

他にも横同士の繋ぎ目部分に溝があるものはありますが、横暖ルーフほど、丁寧な作りになっていないので、この部分が横暖ルーフの最大の特徴となります。

その他の特徴

1㎡あたり約5kgの超軽量設計で、屋根面積100㎡の屋根に葺いた場合、粘土瓦が約5tに対し、横暖ルーフは1/10の約0.5tとなります。

例えるなら、ゾウが屋根に乗っているか、ワニが屋根に乗っているかくらいの差です。

もしも地震が発生したとしても屋根が軽いため、揺れが小さく、住宅の土台への負荷も軽減されます。

また硬質ウレタンフォームという断熱材と一体化している屋根材のため、金属屋根の弱点だった雨音のうるささや室内が暑くなるなどが改善されました。

横暖ルーフの種類

横暖ルーフには5種類あります。
・横暖ルーフS
・横暖ルーフS 1820
・横暖ルーフαS
・横暖ルーフ プレミアムS
・横暖ルーフα プレミアムS
この5種類は2つのパターンに分けることができ、その違いは表面の塗装になります。

「横暖ルーフS」「横暖ルーフS 1820」「横暖ルーフαS」は、表面にポリエステルの塗装がされている”塗装高耐食GLめっき鋼板”というものを採用しています。

高い耐候性・耐酸性・耐キズつき性を発揮し、経年による塗膜のヒビや割れ、剥がれが目立ちにくくなっています。

また「横暖ルーフS 1820」は「横暖ルーフS」の性能のまま小さくなったもので、通常の長さが3,030mmに対し、横暖ルーフS 1820は長さが1,820mmとなり、軽トラックでも運べるような大きさになりました。

これにより、現場の状況に合わせて長さを選べるようになりました。

「横暖ルーフ プレミアムS」「横暖ルーフα プレミアムS」は、表面にフッ素塗装がされている”フッ素塗装耐食GLめっき鋼板”を採用しています。

横暖ルーフSや横暖ルーフαsよりも高い耐候性で色褪せに非常に強く、長期間にわたって美しさを保つことができます。

まとめ

今回は、横暖ルーフについて紹介しました。

横暖ルーフは、鋼板と断熱材が一体化となった構造で金属屋根の弱点をカバーし、遮音性・断熱性・遮熱性に優れています。

さらに特許を取得した独自の形状により、防水性能が非常に高くなっています。

軽量で葺き替えやカバー工法にも向いている屋根材のため、屋根のリフォーム工事を検討されている方は選択の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

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