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屋根材のオンデュリンとは?施工方法を詳しく解説!

この記事の目次

オンデュリンとは?

オンデュリンとは、オンデュリン社が販売しているフランス製の屋根材です。

原料はアスファルトや樹脂、セルローズファイバーなどが含まれています。

形は4種類あり、波板の形をしたオンデュリンクラシックシート・タイル状のオンデュビラタイル・小屋用にコンパクトにしたイージーライン・飛び火試験に合格したアンドロメダがあります。

日本では、ホームセンターで手に入れられることと施工の簡単さから小屋や物置などの屋根をDIYしたいという方に人気な屋根材です。

他にも選ばれる理由として
・軽量で耐用年数が50年以上であること
・防水性が高いため、下地が必要ないこと
・有害物質が含まれていないこと
・デザイン性の高さ
などがあります。

オンデュリンの施工方法

オンデュリンの施工の方法はとてもシンプルで簡単です。

通常、屋根を造る時には野地板を敷いて、ルーフィングを貼るという工程が必要ですが、オンデュリンには必要ありません。
① 桟木を取り付けます
オンデュリンを取り付けるための桟木という木材を取り付けます
② 屋根の端から飛び出すように仮設置する
屋根の端(軒先やケラバ)からオンデュリンを最大70mm程度、飛び出しすように設置をします
③ オンデュリンを一枚一枚仮置きしていく
屋根材と屋根材は隙間が空かないよう少し重ね合わせながら仮置きをしていきます
必要であれば、ノコギリやカッターなどでオンデュリンを切って調整します
④ 専用の釘で留めます
波板の山の部分に釘を打ちます
このときに専用のビスキャップを付けると、釘から雨水が侵入することを防ぐことができます

また専用の釘がない場合は、長さが75㎜で半ネジのラッパ型でも代用可能です

釘を打つ間隔は、屋根の端や屋根材が重なっているところは全ての山部分に打ち、それ以外は山を1つ飛ばしながら釘を打つと良いでしょう
⑤ 屋根の頂点を造る
屋根の頂点を棟カバーという専用の建材で閉じていきます
棟カバーを屋根の頂点に被せて、外れないようにしっかりと釘を打っていきます
これで施工完了です。

必要に応じて、屋根の端を折り込んだり、下地処理をしてから施工しても問題ありません。

まとめ

今回は、DIYで人気のオンデュリンについて施工方法を中心に紹介しました。

いかがだったでしょうか?

軽量で耐用年数が50年以上だったり、下地がいらなかったりと良いことが多いオンデュリンですが、デメリットもあるようでアスファルトの独特な匂いがしたり、ノコギリで切ると刃が詰まってしまうということもあるようです。

刃の詰まりに関してはノコギリを火で炙ってから切ると別物のように切れるので、困っていた方は試してみてください!!

現状のデメリットはこのくらいなので、総合的にオンデュリンはDIYをする方にとって、とても良いものだと思います。

まだ試したことがない方は、安全が確保された上でDIYを楽しんでください!

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