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知って得する施工方法【ヒランビー編】

屋根の葺き替えやカバー工法などを考えている方やヒランビー での施工を検討している方へ。
今回は、ヒランビー をどのように施工しているのかご紹介します。

この記事の目次

ヒランビーの特徴

その前にヒランビー の特徴についてご紹介します。
ヒランビー とは、稲垣商事株式会社が販売している金属屋根材です。

カラーバリエーションが12色もあり、耐候性が高いためサビにも強いです。

軽量で嵌合式なので、ヒランビー 同士を嵌め込むだけで施工できるところが評価されています。

ヒランビーの施工方法

① 軒先の取り付け

軒先スターターAを軒先に取り付けて、ビスで留めます。
軒先スターターAの片側は、接合部が取り付けやすいように加工がしてあるので、簡単に取り付けられます。
② 差込みケラバの取り付け

差込みケラバという加工済みのケラバを取り付けてビスで留めます。
③ 桟木を取り付け

棟板金の大きさに合わせて、墨出しをします。
墨出しした直線の内側に桟木を2列並列に取り付けます。

墨出しとは、作業時の目印として壁や床などに直線をかくことをいいます。
墨つぼという道具を使います。
④ 本体施工

雨水が侵入しないように軒先から本体施工をしていきます。
横1列目は軒先スターターAに嵌め込むように施工し、上部を4.5×45mmのビスで留めます。

2列目は1列目の嵌合部に嵌め込み、上部をビスで留めます。
横にずれて、同じようにヒランビー を取り付けます。
この時に左右にも嵌合部があるので、しっかり嵌め込みます。この繰り返しです。

このように横一列ずつ施工していくので、横葺きと呼ばれています。
⑤ 棟の取り付け

棟板金を桟木に被せて、4.2×25mの専用ビスで固定します。
コーキングをして、固定した棟板金の上に少し重ねるように被せ、ビスで固定します。

ケラバ側の棟は、18棟巴という加工されたものを使って、施工します。
ケラバから飛び出す18棟巴の端はケラバの内側に入れ込むように折り込んで完成です。

まとめ

今回は、ヒランビー の施工方法についてご紹介しました。

ヒランビー の施工は、簡単で早いといわれていますが、施工手順を見てもらうと分かるとおり、ヒランビー では、加工済みの製品が多くあります。

今までケラバや軒先、棟などは取り付けるために現場での加工が必要で、その分、手間と時間がかかっていました。

しかし、ヒランビー のように屋根材を嵌め込むだけで本体施工ができ、他の付属品も加工済みのものが多いおかげで、施工スピードが短縮できるようになりました。

そのため、しっかりとした耐久性と耐震性があって、工期が短い方がいいという方にはおすすめです。

もし、屋根の葺き替えやカバー工法などを考えている方がいましたら、選択肢の一つとして、ヒランビー での施工を検討してみてはいかがでしょうか。

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