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ガラス瓦ってなに?

この記事の目次

ガラス瓦とは

ガラス瓦とは、文字通り、ガラスでできた瓦のことで、「AGC」(旭硝子)が開発したものになります。

瓦屋根につけることで、天窓のように太陽の光を室内に取り込むことができます。

ガラス瓦は、ホウケイ酸ガラスという素材で作られており、熱膨張率が低く、光を通す透過率が高いことが特徴です。

身近なものでいうと、小中学校のときに理科の実験で使ったビーカーやフラスコなどの理化学器具や台所用品の耐熱食器などにも使われているものです。

ガラス瓦のメリット

ガラス瓦にすることで得られる最大のメリットは、太陽の光を取り込むことができることです。

周りに高い建物があり、日中でも太陽の光が入らず、電気を付けないと暗いというお部屋でも、一部をガラス瓦にすることで、太陽の光をお部屋に取り込むことが可能になります。

一枚の瓦なので、天窓では実現できないようなL字形のデザインにしたり、縦に線を作るように並べたり、一枚だけガラス瓦に変えるなど想像力を膨らませて自由にレイアウトを決めることもできます。

レイアウト次第で、まるで木漏れ日が差しているかのように演出することもできるので、オシャレな空間にすることができます。

また、天窓の取り付け工事は大規模な工事になることが多いのですが、ガラス瓦に変える場合は、専用の下地ユニットを設置してガラス瓦を載せるだけの作業なので、天窓に比べると、簡単に取り付けが可能です。

雨漏りを気にされる方もいらっしゃるかもしれませんが、雨漏りは屋根材との継ぎ目部分から発生することが多い傾向にあります。

それに対して、ガラス瓦は通常の瓦と同じように載せており、不自然な段差などもないため雨漏りのリスクは少ないといえます。

ガラス瓦のデメリット

ガラス瓦で気になるデメリットは、汚れや夏場の暑さです。

当たり前のことですが、ガラスは透明なので、ゴミや鳥の糞などの汚れが室内から見えてしまいます。

その対策として、天井に設置するパネルをステンドグラスにしたり、和紙模様のパネルにしたりすることで、汚れを気にならなくさせることもできます。

定期的な屋根の清掃メンテナンスでも解決できます。

夏場は、ガラス瓦から太陽の光が入るので、暑くなりやすく、冷房の効きも悪く感じてしまうかもしれませんが、ブラインドなどを取り付けることで対策が可能です。

対応可能な瓦の形

ガラス瓦は、既存の瓦の形に合わせて製造されているため、ほとんどの瓦に対応していますが、地域ごとに使う瓦の傾向が決まっています。

例えば、関東や中部地方は「53A型」/中国地方は「53B型」/近畿地方から西側は「56.60型」となっていることが多いです。

この傾向も参考にしながら、ご自宅の瓦の規格に合うものを業者に聞いてみてください。

まとめ

ガラス瓦は、文字通り、ガラスでできた瓦のことで太陽の光を取り込むことができる瓦でした。

お部屋が暗くて困っている方は、天窓と一緒にガラス瓦も検討してみてはいかがでしょうか。

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