この記事の目次
FRP防水とは

FRPと呼ばれるガラスマットを用いた防水工法で、ベランダやバルコニーなどで採用されています。
FRPとは、繊維強化プラスチックス(Fiber Reinforceed Plastics)の略称です。
特徴としては、継ぎ目のない綺麗な見た目としっかりとした固さを感じる床面になります。
耐用年数は10年〜13年くらいで、5年目でトップコートの塗り替えが必要になります。
FRPとは、繊維強化プラスチックス(Fiber Reinforceed Plastics)の略称です。
特徴としては、継ぎ目のない綺麗な見た目としっかりとした固さを感じる床面になります。
耐用年数は10年〜13年くらいで、5年目でトップコートの塗り替えが必要になります。
FRP防水の劣化サイン
FRP防水の劣化サインは3つ考えられます。
■ 表面のひび割れ

表面に髪の毛1本くらいの細くて薄いひび割れが複数ある場合は、トップコートにひび割れが発生している可能性があります。
トップコートは、FRP防水層を紫外線から守るためにあるので、劣化の初期症状として表れやすいです。
急を要するものではありませんが、放置していると、耐用年数よりも早く劣化してしまう可能性があります。
トップコートは、FRP防水層を紫外線から守るためにあるので、劣化の初期症状として表れやすいです。
急を要するものではありませんが、放置していると、耐用年数よりも早く劣化してしまう可能性があります。
■ 表面の色が変わる

太陽の紫外線や雨の影響や日常生活で人が歩いたり、物を置いていたりなどの摩擦で少しづつ表面が剥がれていきます。
すると、サビのような色が表面に表れることがあります。
これは経年劣化と摩擦でトップコートが剥がれて、防水層が見えてしまっている状態になります。
このままにしていると、さらに劣化が進んで、雨漏りの原因となる可能性があるため、業者に相談しましょう。
すると、サビのような色が表面に表れることがあります。
これは経年劣化と摩擦でトップコートが剥がれて、防水層が見えてしまっている状態になります。
このままにしていると、さらに劣化が進んで、雨漏りの原因となる可能性があるため、業者に相談しましょう。
■ 浮き・剥がれ

浮きや剥がれは、FRP防水層の下地に水分が含まれているか、密着不足の場合に発生します。
一部分であれば密着不足の可能性が高いですが、全体的に浮きや剥がれがある場合は、下地に何らかの不具合が発生している可能性があります。
雨漏りの一歩手前まで近づいているかもしれません。すぐに業者に調査を依頼することをおすすめします。
一部分であれば密着不足の可能性が高いですが、全体的に浮きや剥がれがある場合は、下地に何らかの不具合が発生している可能性があります。
雨漏りの一歩手前まで近づいているかもしれません。すぐに業者に調査を依頼することをおすすめします。
FRP防水の補修方法
FRP防水の補修方法は大きく分けて3つあります。
■ トップコートの塗り替え

FRP防水層の表面を整えて、新たにトップコートだけを塗り直す方法です。
FRP防水の施工をしてから5年目くらい経っている場合は、トップコートの塗り替えを行いましょう。
その他にも表面のひび割れや表面の色が変わるなどの症状があれば、トップコートの塗り替えを検討しましょう。
FRP防水の施工をしてから5年目くらい経っている場合は、トップコートの塗り替えを行いましょう。
その他にも表面のひび割れや表面の色が変わるなどの症状があれば、トップコートの塗り替えを検討しましょう。
■ 部分補修

不具合箇所のFRP防水層だけを取り除いて、新たにFRP防水層を作る方法です。
浮きや剥がれが一部だけある場合などに採用されます。
浮きや剥がれが一部だけある場合などに採用されます。
■ 全体補修(張り替え)

既存の防水層の上に新たにFRP防水を施工する方法です。
全体的な劣化が見てとれる場合や耐用年数が10年以上超えている場合に採用されます。
下地に問題がある場合は、既存の防水層を剥がして下地を補強してからFRP防水を施工することもあります。
全体的な劣化が見てとれる場合や耐用年数が10年以上超えている場合に採用されます。
下地に問題がある場合は、既存の防水層を剥がして下地を補強してからFRP防水を施工することもあります。
まとめ
今回は、FRP防水の劣化サインと補修方法について紹介しました。
ベランダやバルコニーなどの状態によって、補修方法は変わってきますので、ご自宅に合った補修方法を業者と相談して決めるようにしましょう。
ベランダやバルコニーなどの状態によって、補修方法は変わってきますので、ご自宅に合った補修方法を業者と相談して決めるようにしましょう。
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