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アスファルトシングルの施工って、どうやっているの?

この記事の目次

アスファルトシングルの施工方法

アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトをコーティングし、表面に石粒を吹き付けしたシート状の屋根材です。

このアスファルトシングルは、既存の屋根材に重ねるカバー工法と既存の屋根材や下地を交換する葺き替えができます。

今回は、切妻屋根の葺き替えをすると仮定して施工方法を紹介します。
① 下地処理・役物の取り付け

野地板を屋根全体に設置したら、野地板の上にルーフィングを貼ります。
軒先とケラバから水が侵入しないよう水切りを取り付けます。
② スターターの施工

アスファルトシングルにはスターターという一番下に取り付ける部材があります。
そのスターターを軒先に合わせて専用の接着剤で貼り、釘で打ち付けます。
③ 本体施工

スターターの上に接着剤を付け、1枚目のアスファルトシングルをスターターの上に被せ、釘を打ちます。
2枚目は、1枚目のアスファルトシングルと重なる部分に専用の接着剤を打ち、2枚目を重ね、釘を打ちます。
3枚目以降もこれを繰り返します。
④ 棟の施工

各メーカーで棟専用の部材があるので、そちらを釘で取り付けます。
その後、アスファルトシングルを被せて釘を打てば完成です。

アスファルトシングルの取り扱いメーカーは?

施工方法は分かったかと思います。

では、現在どんなアスファルトシングルが販売されているのか見てみましょう。
 リッジウェイ

旭ファイバーグラスが販売しているアスファルトシングル。
独特の2層構造とランダムな粒状彩色石のグラデーションカラーが特徴の屋根材です。
2層構造とは、1層の構造と同じものがもう1層重なって、2層となっているということです。
1層目の構造が”耐候性アスファルト/高耐久ファイバーグラスマット/耐候性アスファルト/粒状彩色石”となっています。

製品ページ:ファイバーグラスシングル リッジウェイ

 シングル

田島ルーフィングが販売しているアスファルトシングル。
焼成彩色砂が表面に吹き付けられていることで見る角度、距離などで表情を変える屋根材です。
同じメーカーでシングルより耐久性が40%も上がったロフティーという製品もあります。

製品ページ:アスファルトシングル シングル

 アルマ

ニチハ販売しているアスファルトシングル。
リッジウェイと同じく2層構造でグラニュールという粒状天然石が吹き付けられています。
グラニュールとは、天然石の上に顔料・セラミックコーティングを施した耐候性の高い素材です。

製品ページ:アスファルトシングル アルマ

代表的な3つをご紹介しました。
特にシングルは、日本で普及しているアスファルトシングルの中で最も使われています。
今回紹介した以外にも海外製のものなどもありますので、屋根材を選ぶときの参考になればと思います。

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