crossorigin="anonymous"> アスファルト防水のトーチ工法とは?施工方法や費用など簡単に解説! | 屋根修理のことなら|屋根修理コム

アスファルト防水のトーチ工法とは?施工方法や費用など簡単に解説!

この記事の目次

トーチ工法とは

アスファルト防水には3つの施工方法があり、その1つが「トーチ工法」と呼ばれるものです。

トーチ工法とは、改質アスファルトルーフィングの裏面をトーチバーナーで炙って溶かしながら貼り付ける方法です。

改質アスファルトリーフィングは、アスファルトが含まれたシート状のものでゴムアスファルトと呼ばれることもあります。

メルトーチやポリマリットなどトーチ工法専用のシートも販売されています。

他の施工方法で「熱工法」がありますが、熱工法の場合、溶融窯という大きな窯が必要となりますが、トーチ工法の場合は、そのような大きな窯がなくてもバーナーで溶かして貼るだけなので、簡単に施工ができます。

また、熱工法では防水工事用アスファルトを溶かす時に独特な臭いが発生しますが、トーチ工法では臭いを抑えられます。

防水性能についても、隙間なく貼り付けることができるので、水が隙間から漏れるということがなく、安心できます。

トーチ工法は難易度が高い工法!?

一方でトーチ工法は難易度が高く、熟練の職人でないと、施工不良が起きやすい工法でもあります。

その理由としては、バーナーで炙った時に溶けているかの視認しにくさです。

熱工法なら、液体化したアスファルトを流し入れるのでどこが足りないか、すぐに分かります。

しかし、トーチ工法はアスファルトルーフィングの裏面をバーナーで溶かす方法なので、どこが溶けていてどこが溶けていないかを判断するのは、難しい作業になります。

そんな難しい作業も経験を積んだ熟練の職人であれば、経験で補える部分なので、安心してお任せすることができます。

費用と工期

費用や工期は、施工場所の広さによって変わってきます。

アスファルト防水の費用相場は約5,500~8,000円/㎡になります。

工期は、約1週間〜2週間を目安として考えた方がいいでしょう。

施工方法

アスファルト防水のトーチ工法の施工方法について、簡単にご紹介します。
  • 下地の清掃をし、下地が乾燥していることを確認後、プライマーの塗布をします。
  • 改質アスファルトシートの裏面をバーナーで炙りながら貼り付けていきます。
  • シートからはみ出た二アスファルトは、バーナーで炙りながら、平になるよう均していきます。
    また、短いシートを重ねるときは密着性を高めるために表面も炙り溶かして接着します。
  • 最後に要望に合わせた仕上げ処理を行って完成です。

まとめ

今回はアスファルト防水のトーチ工法について紹介しました。

トーチ工法は、3つあるアスファルト防水の工法の中でコストパフォーマンスが良い工法になります。

しかし、難易度が高いため、施工する職人によって仕上がりにバラツキが出やすいです。

そのため、業者選びは慎重に!施工実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。

お問い合わせ

屋根修理コムでは、「お見積りをもらったけれど適正価格かどうか調べたい」「屋根修理にどのくらい費用かかるのか相談したい」など中立な立場から査定・ご提案させていただきます。